今年最初のイベントとして開催された「SFSスクエア2」はスポーツとインクルージョンの世界的権威、ホルスト・ストローケンデル博士をお迎えし、国際色豊かな参加者とともに実施されました。
年明けの寒い日曜の朝でしたので、まずは体を温めるためのエクササイズをした後、参加者全員に車輪がハの字になってついている競技用車いすが与えられました。ほとんどの参加者が車いすを操作するのは初めての体験で、ホルスト先生からの説明を一生懸命にきいて覚えようとしていました。
まずはまっすぐ進む練習ですが、これが簡単なように思えてなかなか大変。ホルスト先生は、車輪の持ち方から、指や手の動かし方、上半身の使い方まで、細かく教えてくださいました。
参加者の皆さんも最初はこわごわでしたが、徐々になれてきて、後ろ向き、回転と、スムーズに動かせるようになってきました。
そして、最後に、皆さん楽しみにしていた、ふうせんを使ってのワークを実施しました。
「誰かを負かすことではなく、どうしたら全員が参加してプレイできるかを考えるように」という先生の指示に、ハードがあったかくなりました。
中国、ロシア、カナダ、英国、日本と多様なバックグラウンドのダイバーシティのレベルの高い参加者でしたが、最後に大きなふうせんを笑顔で一緒に追いかけることでひとつになれました。
参加者の皆さま、そしてご協力頂きましたホルスト先生、一般社団法人ふうせん遊び協会さまに御礼申し上げます。
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